う~~~~~ん……………おいちいっ!!!!
唐突に思い出したのだが。
サイバーパンク漫画の傑作のひとつである
木城ゆきと先生の『銃夢』(ガンム、と読む。知らない人のため一応)という作品があって
その物語の全ての黒幕である
「ディスティ・ノヴァ教授」という人がいるのですが
↑この人ね。
※よりによってこの画像かよwwwwww
あぁ、元気かなぁ、と思って。
(頭おかしい感想かもしれませんがご理解ください)
漫画界最強のマッドサイエンティスト、とも言われている彼ですが
何か好きなんだよなぁ。
悪役ってのは基本嫌われてなんぼのもんで
例えばワンピースの悪役なんかは
もうこれでもかっていうくらい
分かりやすーくムカつくやつで
それを最終的に
ルフィがぶっ飛ばすという
これまた分かりやすーいカタルシスがあって
その「分かりやすさ」が
ワンピースを日本最強の人気漫画にしているわけです。
(もちろんそれだけで終わる漫画じゃないんだけどね)
んで、
先ほどのノヴァ教授はというと
もちろん超悪役で
もうめちゃくちゃ人殺してるし
(しかもかなりグロい方法で)
人の運命もてあそびまくってるんだけど
僕はムカつかない。
もちろんフィクションだからよ?ってのもあるけど。
じゃあワンピースの悪役と何が違うのかっつーと
彼らは基本
めちゃくちゃ強い恨み+そこから派生する野心
が生きる動機になっているわけ。
だから見ていて苦しいし、不快になる。
こんだけ心のことを学んだ僕からすると
「お前それ本当にやりたいことなん?」
って思う。
それに対してノヴァ教授は
まあ怒りみたいなのも垣間見られるんだけど
それよりも知的好奇心というか、
いやもっと強い
生きる意味への飽くなき探求心
で生きている。
彼の言葉を借りると
「業(カルマ)の克服」ってやつ。
だから彼はどんな醜いことをしていても
ある意味人間性を失っていない。
誰かを憎んだりしていない。
心屋風に言えば
「やりたいことだけやっている」状態。
だから僕は親近感を持つ。
この人好き、と思う。
ノヴァ教授の名言を一つ。
この世に『正気と狂気』など無い
あるのは一千の貌の狂気だけです
プリンおいちい(*´ω`*)